飲食業界のコロナの影響について
- 2020.12.29
- 雑記

ここのところ、ブログをすっかりサボってましたが、、、
TOP画像いつも悩みます。今日はこのまえ木曽路さんで食べたすき焼きですが、おいしかった!というだけです。笑
今年はトリゼンダイニングが生まれて1年目。
2020年10月1日で無事(?)に1歳を迎えましたが、大変な初年度でした。
自分の周りでも同業他社さんの情報なども入ってきますが、有名な上場企業の数字も見てみたいと思います。
(今年の所感は明日書きます。笑)
※「外食」カテゴリーでの上場企業は100社くらいあるらしいですが、ある程度なじみのあるブランドを展開されている企業を独断と偏見で選定しているので特定企業についての評論をするわけではなく、あくまで客観的な状況を述べる趣旨である点ご理解ください。
※12月29日現在における公開情報をEDINETから引用しております。
●外食と言えば、売上高1位の「ゼンショー」
2020年4月~9月の半年間売上高が2,879億円(昨対90%)、経常損益が▲4.3億円(昨年は+128億円)と売上高は90%と踏ん張っており、赤字幅もそこまで大きくない(と感じてしまう)です。
「すき屋」が昨対92.3%、「ココス」や「ジョリーパスタ」などレストランが昨対71.5%、「はま寿司」などが83.2%とやはり牛丼業態はコロナ状況下においても強いことが分かります。ちなみに店舗数は驚異の9,870店舗(うちFCが4,337店舗)!
●次は「マクドナルド」(福岡ではマック)
2020年1月~9月の9か月間売上高が2,134億円(昨対102%)、経常利益が252億円(昨年は212億円)と増収増益!
店内飲食は減少したが、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーの伸長により既存店売上はプラスになったとのこと。自分もかなりマックのUBERは頼むからな~。
●焼き鳥なら「鳥貴族」
2019年8月~2020年7月の年間売上高が275億円(昨対77%)、経常利益が9.5億円(昨年は11.4億円)と健闘している!と思いましたが、店舗の臨時休業を特別損失として▲18.9億円計上しており、当期純損失は▲7.6億円の赤字となってます。
飲食として売上が昨対90%までなると苦しい中、77%まで減ってしまうと多額の赤字は避けられないですかね。。。
●居酒屋と言えば「ワタミ」さん
2020年4月~9月の半年間売上高が286億円(昨対63%)、経常損益が▲47億円(昨年は▲2億円)と売上高は踏ん張っているように見えますが、宅食事業の売り上げが177億円(昨対105%)あり、国内の外食事業だけを見ると、75億円と昨対32%まで落ち込んでます。
やはり居酒屋はかなり厳しい状態のようです。
その中で、91店舗の撤退を断行しており、焼肉業態へ転換することで改善を見込んでいるとのことです。
渡邊美樹さんは現在、代表取締役会長兼グループCEOとして舵取りをしているようです。
大学生の頃に生で渡邊さんからお話を伺うことができて以来、尊敬している経営者の一人であり、今回の業態転換へのチャレンジも楽しみに見守ってます(ちなみに明治大学)。
ほかの外食企業も決算見てますが、マクドナルドのような企業は珍しくどこの企業も苦戦を強いられている状況です。郊外の焼肉店や王将さんのような店舗はかなり善戦されているようです。
第3波のさなか、変異型ウイルスのニュースもあり、まだまだ予断を許さない状況であります。
この状況下において、金融機関からの支援を得てしっかりと資金調達をして、もらえる補助金はもらって、この状況でも来ていただけるお客様に喜んでもらえるため従業員一同頑張ってます。
これはどこの企業も同じと思います。
必要以上の悲観をせず、ましてや楽観もせず、逆風吹き荒れる中にも希望を抱いて前進をする。
その覚悟が試された試練の年でした。
お金を払ってもできない経験をさせてもらって有難い。その気持ちで来年も頑張るのみです!
弊社は外食企業であると同時に、通信販売にも積極的に力を入れてます。
来年は「福袋」ならぬ「福箱!」販売しますので、皆様のご支援お待ちしておりますm(__)m
良いお年を~!
(明日も更新する「予定」)
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